山田悠介作品「その時までサヨナラ」
2008年に文庫化された小説であり、実写映画化されるほどに人気の作品です。

山田悠介といえば、リアル鬼ごっこというホラー系作品が若者たちからの高い支持を得て大ベストセラーとなった特に若者に人気の小説化です。
ジャンルとしてはホラー系を得意とするように見えますが、実は感動系の「泣ける本」を書くこともできたんです。
そんなことを証明してくれる小説が「その時までサヨナラ」になります!
このブログの記事では、山田悠介のその時までサヨナラを読んだ感想とあらすじについて解説していきます。
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小説「その時までサヨナラ」を読んだ感想とあらすじ
総合レビュー評価:4.0
比較的にページ数も多いですが、スラスラと一気読みできます。
そこまで頭を使って読む作品ではありませんが、最後のオチに気づいたら泣けました。
その時までサヨナラのネタバレなしのあらすじ
これは、出版社に勤めていて仕事に熱心で家族のことは全くほったらかしの妻子ある男「森悟(もりさとし)の物語です。
気がつくと別居状態になっており妻の亜紀と息子の裕太とは別々に暮らしていたのだが、2人は旅行中に列車事故に遭遇してしまいました。
息子だけが奇跡的に助かって、義理の両親に引き取らせる形となっていたところに謎の女性が現れました。
彼女は妻の親友だったらしく、息子の世話や家事を手伝ってくれました。
そして事故現場には結婚指輪が見つかっており、妻はどこに向かっていたのだろうか?突然現れたこの女性の目的は何か?
果たして悟がとった行動とは?
衝撃の展開に興奮すること間違いなしです!
ネタバレなしであらすじを簡単に書きましたが、少しベタな言い回しが諄かったですね汗
でも大まかな流れに関しては理解できたかと思います!
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その時までサヨナラを読んだ感想!
『その時までサヨナラ』は山田さんがホラー作家という肩書きで紹介されることが多くなった時期に書かれた作品です。「いつもと違う作品を」との思いで書きはじめたものの、父親の気持ちになるのは大変だったそうです。#その時までサヨナラ #山田悠介 pic.twitter.com/M0pi1J3muZ
— 山田悠介オフィシャル【文芸社】 (@y_y_bungeisha) 2018年3月22日
まずこの作品は「東日本大震災」の予兆なのでは?と言われている恐ろしい作品です。でもホラー作品というわけではありません。
2008年に発表されたこの作品の中では、妻と息子が東北の地震によって列車事故にあったということなのです。
つまり、2011年よりも前に東北で地震が起きることを予言していたかのような山田悠介さんの作品だということで少し話題にもなっていました。
2010年には北村一輝さんと栗山千明さんによって映画の実写化までされていました。
この本を読んだ感想としては、まず予想してなかった展開というかトリックというかびっくりすることがありまして、それはそれで悪い気がすることもなく「感動して泣ける!」と言えるくらいに良い作品でありますた。
3つのポイント
息子だけが奇跡的に助かった
事故の後に謎の女性が現れた
仕事熱心な森悟が事故をきっかけに変わっていく!
特に、森悟の心境や行動がどのように変化していくのか?
というところに注目して読んでいただきたいです!
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その時までサヨナラまとめ
今回は、山田悠介の小説「その時までサヨナラ」を読んだ感想レビュー評価とあらすじを綴りました。
最近、本を読んでも泣かないな〜という方におすすめです!